自治会や企業ら活動発表 土浦、協働のまちづくりシンポ

photoID:61089_1
取り組みを紹介した自治会やNPOの代表者ら=土浦市大和町の県県南生涯学習センター

photoID:61089_2
まりやま新町自治会が紹介した花壇づくり=2016年4月

photoID:61089_3
NPO法人エコレンが取り組む「廃ガラスアート」

 土浦市の「みんなで協働のまちづくりシンポジウム」が28日、土浦市大和町の県県南生涯学習センターで開かれた。テーマは「市民と行政が一体となったまちづくりへ~市民が輝く協働のまち」。市民約250人が参加し、自治会や企業、NPOなどの活動発表や基調講演を通して考えたり、市民活動団体の活動紹介ポスターを見たりして交流した。

地域活性化や課題解決探る
 活動発表したのはまりやま新町自治会会長の早乙女一二さん、日立セメント環境事業推進部長の小泉達也さん、NPO法人エコレン代表の山口博之さん、四中地区市民委員会委員長の廣末健一さんの4人。地域活性化や課題の解決に向けて取り組みを報告した。

 まりやま新町自治会では、囲碁や卓球、茶話会などを楽しめる「いきいきふれあいサロン新町」を2005年に設置。環境美化活動では、町内の耕作放棄地を有志らで整備し、四季折々の花を育てている。防犯活動にも積極的で、右籾小児童の下校に付き添っている。

 早乙女さんは、「当町は300世帯約800人。自治会加入率は100%だが、役員のなり手が少ないことや高齢化が進み、行事への参加者が減少傾向にある」と課題を述べ、「活動をもっとオープンにして、各種行事に幅広い世代の参加を求め、担い手の緩やかな世代交代を図りたい」と話した。

 日立セメントの小泉さんは、東中貫町の神立資源リサイクルセンターを紹介し、「15年度は年間5400トンの生ごみを受け入れ、容器包装プラスチック類の資源化と合わせて、可燃ごみの焼却量25%削減に結び付けた」と話した。

 家庭などから排出されたビンを機械で砕いた廃ガラス砂を使って絵にする「廃ガラスアート」、廃材利用の「マイ箸」づくりを市内の公民館などで開いているNPO法人エコレンは、地球温暖化防止の啓発に取り組む。山口さんは「市内の小学校や公民館、事業所などで延べ2414人と環境問題について対話した」と報告した。

 四中地区市民委員会では、各町内代表で六つの専門部を組織。文化広報部が1月に開催したニューイヤーコンサートについて、廣末さんは「土浦二小合唱団、日本の民謡、アフリカの民族音楽などが好評で盛り上がった」などと話した。

 基調講演は、千葉大学法政経学部教授の関谷昇さんが講師となって「いま、地域社会に何が必要か?」と題して講演した。

 会場では地区市民委員会やNPO法人、ボランティア団体が活動を紹介する展示をした。
(谷島英里子)