[茨城ロボッツ]ホームゲーム運営ボランティア「ロボルツ」 メンバーに思いを聞く【無料】

photoID:62796_1
ロボルツのメンバーと笑顔を見せる、つくば市の今泉加奈子さん(右)=1月29日、つくば市竹園のつくばカピオ

photoID:62796_2
入場口で対応する千葉県の宮崎由香里さん=1月29日、つくば市竹園のつくばカピオ

 試合会場の準備、来場者対応、物販、後片付け…。バスケットボール男子Bリーグ2部・茨城ロボッツのホームゲームでは、2シーズン目を迎えた登録ボランティア組織「RO-VOLTS(ロボルツ)」が熱戦の現場を支えている。「できることで応援したい」。1月下旬、つくばカピオ(つくば市竹園)で活動していたメンバーに思いを聞いた。

「みんなロボッツが好き」つくばの今泉さん
 物販を担当していたのは、つくば市の今泉加奈子さん(46)。「活動に入るまではドキドキしましたが、あまり気負わなくても、みんなロボッツが好きという気持ちが共通。運営スタッフさんも熱い思いを持っていて、その人たちの助けになるんだと思えます」。つくばをはじめ、水戸など行ける範囲で手伝いに向かう。「自分のできることを一生懸命にやります」と控え目に語る。来場者とのやり取りでは子どもが話しかけてくれたり、名前は知らずとも顔なじみになったりしている。

 活動を続ける中でロボッツに愛着は深まった。会場では「お客さんが盛り上がっていると、関われてうれしい、という気持ちになります。いす一つ並べただけでも気持ちが違う」と感じられる。

 活動2年目。スポーツ関係のボランティアは未経験だった。「まつりつくば」に参加していた選手の姿や試合観戦をきっかけに、身近なプロチームを応援したい気持ちが高まった。バスケの新リーグを控えたタイミングも後押しした。

 自身の経験も踏まえ、あまり深く考えずに始めてみては、と呼び掛ける。「もっと関わると、愛着も違ってくると思います」

「できることで応援したい」千葉県の宮崎さん
 入場口で来場者対応をしていたのは、千葉県長生村の宮崎由香里さん(41)。「選手が頑張っているので応援したいという気持ち。自分のできることで応援したいです」と笑顔を見せた。

 読み聞かせなどのボランティア経験はあるが、スポーツ関係は初めてだった。「試合までにどう出来上がっていくかを見ると、いろんな人がいろいろなことをして開催できるんだという、ありがたみがわかります」

 前チーム時代から家族で応援する一色翔太主将が所属する縁から活動を始め、2年目。夫の慎さん(43)もロボルツメンバー。中学生の息子と小旅行のようにホーム試合に足を運ぶ。つくば会場では、前日の会場設営から参加。遠方になる水戸などでは、観戦前後に活動に参加するという。

 「こうすればお客さんに分かりやすいとか、試合を気持ちよく見てもらうため、自分自身まだまだ改善できることはあると思う。ボランティアさんももっと増えたらいいなと思います」

ホームページから参加者受け付け
 「ロボルツ」は昨シーズン開始前、2015年9月頃にチームの運営側がスタートさせた。名称はロボッツとボランティアを組み合わせた造語。登録者は18歳以上の約100人。ホームページから受け付けている。

 主な活動内容は、当日の運営手伝いや会場の設営・撤去など。観戦後のみなど一部の参加も可能だ。活動するのは1試合当たり15人ほど。オレンジ色のジャンパーを着て運営をサポートしている。

 ロボッツのホームゲーム運営担当、渡邊大輔さんは「活動後に選手からお礼を伝えている。同じ気持ちになるが、ご協力いただきホームゲームの運営が成り立っているので、感謝の気持ちしかないです」と話していた。
(橋本ひとみ)